クラフトサイエンス一級建築士事務所

山の麓で暮らす別宅

長野県富士見町 K邸

自然豊かな環境のなかで、子供たちを思いっきり遊ばせてやりたい。そんな思いを胸にKさんは八ヶ岳の麓に家を建てました。冬季は雪深く、零下になる日も多いこの地域で、暖房をどうするかは大きな課題でした。建て主さんのライフスタイルや立地条件などから、メンテナンスが簡単で、すぐに温まるポット式石油ストーブがこの計画にはふさわしいと考えました。自然対流と輻射熱で家全体を暖めるために、家のほぼ中央にストーブを配置、家の外に設置したタンクから自動給油します。自然に家族がストーブを囲むように集まれるゆったりとした空間です。

施工:小澤建築工房